前の記事で書いたように、ムカッとしたり、怒った時、「感情的になっても、いいことなんて何もない」「大抵いいことがない」ということが結論でした。
感情的になって、怒ってもなにもいいことはない ハラスメントにあたる可能性が高い
感情的になって物事をすすめたり、人と話しても、失言してしまったり、自分の心証を悪くしてしまったりで、自分で気が付いている場合、気が付いていない場合もあると思いますが、たいていは損します。
それが職場であったり、友人関係であったり、また家族であったり。
それはモラハラやDVにあたる可能性が高いでしょう。
あなたの思いや主張が正しければ正しいほど冷静でいられるはずです。冷静でいられないのはどこか、自分で後ろめたいところがある証拠です。
落ち着いて、冷静に考えてみましょう。
ですから、その「お怒りモード」を何とかしなくてはいけません。
よくあるアドバイス
よくあるアドバイスとして
- 一呼吸置く
- アンガーマネジメントを実践する
などがあります。
それぞれ有効です。
ここで私からお勧めしたい具体策は
自分の感情を落ち着かせる術、対処法を知っておく 自分なりのルーティンを作る
- 自分の感情を落ち着かせる策を知っておく。ルーティン化する
ということです。
では「感情的になってもいいことは何もない」ということを出発点として、対応策を考えてみましょう。
大事なことは自分に有効な対応策を覚えておき、事態が発生したら(ムカついたり怒ったりしたとき)にはほぼ自動的に発動することです。
誰が悪いとかはとりあえず棚に上げましょう。
その「危険な」事態の時に発動する策です。
①とにかくその現場を離れる
まずいことに、マイナスの事態になることを防ぐために、まずは「その場から離れ」ましょう。
あなたが怒鳴ってしまったら、もうアウトです。
例えばそれが職場なら、とりあえず
- トイレに行く
- 買い物に行く
- 営業など外回りにでる。
- 休憩室に行く。
- 自動販売機やコンビニへ飲み物を買いに行く
などです。何かに理由をつけて「どこか」に行くわけです。
その現場が家庭なら
- とりあえず庭やベランダに出て風景を眺める(ふりをする)
- 買い物に出かける
- 何か出かける用事を作る
- 散歩に出かける
- 別の部屋に行く
- ガレージにとめてある自動車の中
- 寝る
などです。
家庭はDVの温床になり易いです。
何が問題かというと、職場と違って家庭は家族との閉鎖的な場だということです。隠匿しようとすれば可能なので、相手からすればものすごく脅威なわけです。
飲食店などにいるときでしたら
- トイレに行く
は全く有効です。
お店にいるときとかでしたら。
- 店内の商品を見て回る。
- 外に出る。
- お勘定の際でしたら、とにかく支払いを済ませて店を出る。
などです。
文句は後からでも言えますので、とにかく店を出ることが大事です。もちろんあとから文句を言わないといけないわけではありません。
これらのことは一時避難的な策です。とりあえずあなたが何か猛烈にマイナスな行い、ふるまいをくい止めるために発動することです。
②落ち着く場に行く 喫茶店など
家でそういう状態になったりしたときなど、私はそういう時、喫茶店に行ったりします。
緊急避難的に衝突を避けるだけでなく、「自己分析」をしようという試みです。
仕事が終わってから喫茶店などに寄って帰ってもいいでしょう。
とにかくリラックスして、飲み物や甘い食べ物をいただきながら、気分を落ち着けていきます。
好きな本や漫画を読むのもいいでしょう。
頭の中からいったん怒っていることを抜きにすることも有効です。
そしてノートやスマホなどのメモ機能などを使って自分の怒りの原因、そのきっかけ、怒りの矛先との今後の関係、などを考えていきます。
ムカッとした時、怒った時、キレた時の自己分析の仕方
考えてみると、実は原因は怒った相手でなかったり、結構、自分が悪かったことに気づくこともあります。
その場合、早い目に気が付いた方がいいです。ものすごく恥ずかしいです。
また、そんなに怒ることでもなかったことがわかる場合もあります。
また、相手との関係を冷静に考えると怒ってもめると自分が今後、不利になることもあり得ます。
とにかく、緊急避難的に現場から離れて、自己分析する、このことで、怒りののろしを下ろしやすくします。
多くの場合、怒らない方がいい場合のほうが多いです。
例えば、お店の店員さんに対して怒った場合、二度と行かないお店だったらいいですが、下手すれば出禁になってしまいます。本人にわからしてやろうと思ったとしても、それはあなたの役目ではなくお店の上司がすることなので、あなたはお店の上司の方へ、冷静に事情を説明することが求められます。
これらをルーティン化する
この一連のことをルーティン化するといいでしょう。
とにかくムカッとした時はその場から離れる、離れて、落ち着ける場所で自分を落ち着かせて、自己分析をしてみる。
です。
自己分析までは人によると思うのですが、自分を落ち着かせるところまではわかっていただけるのではないかと思います。
ルーティンを自動化する
何度か、このことをして、「落ち着いてよかった」と思えれば、このルーティンを自動的に行うようにできます。
つまり、ムカッとしたり、怒って感情的になったとき、「これは必ず、心境が変化するから、場を離れて落ち着こう」と行動できるようします。
このことが成功体験となれば、反射的にできるようになります。
このようにして、ムカッと怒って、怒りをぶつけて、損することがないようにしましょう。
もし「やってしまって」もやり直しをどうするか―別の記事で書きます。

